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ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。
投資を始めると、ほぼ最初にぶつかるのが、オルカンにするか、S&P500にするか。
この二択ですよね。どちらも王道すぎて、調べれば調べるほど迷いますよね。
今回は、過去の実績も踏まえつつ、どちらに投資するとどういう利点があるのか、整理してみようと思います。
S&P500とオルカンの内訳
結論からいうと、この二つは似ているようで性格がかなり違います。
まずS&P500は、アメリカの大型企業500社に集中する投資です。
GAFAMをはじめ、世界の成長の中心に思い切り賭ける形になります。
強いときはとにかく強く、ここ10年の主役でした。
一方オルカンは、アメリカだけでなく世界まるごと。
アメリカが約6割、残りは欧州や新興国という分散型です。
伸びはやや穏やかですが、地域リスクを薄められる安心感があります。
よくある誤解が、オルカンはアメリカと全然違う動きをするというイメージ。
実際はアメリカ比率が高いので、値動きの大部分はS&Pに近くなります。
それでも決定的に違うのは、未来の主役が入れ替わった時の対応力です。
過去の実績で比べる
今後10年のS&Pとオルカンを考えるとき、過去の数字を見るのはひとつの判断材料になります。もちろん将来を保証するものではありませんが、傾向を捉えることはできます。
S&P500 のリターン
世界最大級の株価指数である S&P500 は、過去数十年で年平均10%前後という高いリターンを出してきました。これは配当込みの合計リターンで、物価上昇を含めても長期では堅調な成績です(1957年以降の歴史データ参照)。
また、直近の5年・3年ベースでも、S&P500 はオルカンをわずかに上回る傾向がありました。たとえばあるデータでは、
・過去5年年率リターン:約23.9%(S&P500) vs 約20.8%(オルカン)
・過去3年年率リターン:約29.2%(S&P500) vs 約26.9%(オルカン)
という結果になっています。
これは米国株が過去10年強で世界株を引っ張ってきた影響で、米国市場の成長力が指数として反映された結果です。
オルカン(全世界株)のリターン
一方、オルカンは世界約47カ国の株式に分散投資する指数です。米国株が大きく寄与しますが、米国以外の先進国や新興国も含まれるため、分散効果が期待されます。
直近の実績では、ある期間で
・オルカン:約1.74倍
・S&P500:約1.96倍
という累積リターンの違いが確認されています(2018年〜2023年ベース)。
つまり、同じ株式でも S&P500 の方がややリターンが高く出た期間があり、オルカンは世界の開発途上エリアの成長がまだ限定的であったことが一因です。
1年の動きでも違いが出る
また、直近の単年度を見ると 2025年はオルカンの方が高いリターンだったというデータもあります。
・オルカン:約+21.8%
・S&P500:約+17.4%
という結果で、為替の影響を含めてもオルカンの方が上回った年もありました。
※こうした短期の結果は為替や地域ごとの景気差で変わるので、必ずしも長期傾向には直結しない点は注意です。
傾向として覚えておきたいこと
・S&P500 は世界最大級の成長市場で、長期リターンが高い傾向がある
・オルカンは世界分散で安定性が高いが、過去の米国株一極時代ではリターンがやや低い期間もある
・短期1年では年ごとに勝敗が入れ替わることがある
ということです。もし次の10年で、
・アメリカ一強が続く
・IT大手がさらに伸びる
という世界なら、S&P500が有利になりやすい。
逆に、
という流れなら、オルカンの方が安定しやすい。
結局これは、どちらが正解というより、どんな世界観に賭けるかの違いなんだと思います。
まとめ
過去の実績では、世界全体の株式を広く持つオルカンよりも、米国株に集中する S&P500 の方がやや高いリターンを出してきました。しかし、それはあくまで過去の結果です。未来の景色が同じになるとは限らず、成長の中心がどこにあるかによって勝者は変わります。
みなさんは、どんな世界観が好きでしょうか。
まあ、夜ぐっすり眠れるのはどっちか、という視点も意外と大事ですね笑