投資初心者が経済を気ままに語るブログ(たまに雑学)

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AI・半導体が強いとゴールドはどうなる?株価と金価格の関係を解説

ご訪問ありがとうございます。

ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。

 

AI・半導体関連株が好調だと、ゴールドはどうなるの?と悩む方は多いのではないでしょうか。
実際、AI銘柄の中心であるハイテク株指数とゴールドが同時に動くことは少なく、「株が強い=金は弱い」と単純に考えられがちですが、データで見るとそれだけでは説明できない部分もあります。

今回は、 過去の株価・金価格の具体的な数値 を確認しながら、今後の金価格の可能性について数字を中心に整理していこうとおもいます。

 

 まずは過去のデータチェック

 ハイテク株(NASDAQ)とゴールド価格の推移

まずは代表的指数として、NASDAQの値動きを見てみます(※主要株価指数のデータより)。

NASDAQ 高値 NASDAQ 安値
2025 23,958 15,267
2024 20,173 14,510
2023 15,099 10,305
2022 15,832 10,213
2021 16,057 12,609

NASDAQは2021〜2025年にかけて大きな伸びを見せています。とくに2023〜2025年は、おおむね AIブームと同時に指数の上昇幅が拡大しました(※2025年は最高値が約24,000)。

 

一方のゴールド

過去数年のゴールド価格を見ると、2024〜2025年で過去最高に近い水準で推移しており、2025年には $4,000/oz を突破、50%超の上昇率となった年もありました。

これを単純に比較すると、

・AI・半導体ブームでNASDAQが上昇した局面でも、
・ゴールドも同時に上昇していた場面がある

という点が重要です。

これは単純な逆相関では説明できません。

 

 なぜ株と金は同時に上がることがあるのか?

これは単純な投資マネーの流れよりも、金利・ドル・インフレ期待の変動が影響しています。

主な理由は以下です:

金利の影響

多くのリサーチで、リアル金利(インフレ調整後の金利)が低いほどゴールドは強い傾向が確認されています。
実際、リアル金利が低迷した局面(FRBが利下げしたり、インフレが高止まりした時)はゴールドが上げやすく、成長株も好調なことが多いです。

 

 これからの予想

機関予想では、2026〜2027年も金の強いトレンドが継続する可能性が高いと示されています。

以下は複数機関の予想値です:

■ 金価格の予想レンジ(複数予想機関)

予想機関 2026年予想
J.P.モルガン 2026年後半 $5,000/oz 近辺予想
Metals Focus 年平均 $4,560、Q4で $4,850 可能性
BofA 平均 $3,350 予想(やや控えめ)

複数のリサーチで 2026年の金価格は現在水準より上方向の見方が多く、とくに第3四半期以降は上昇期待が強まっています。

 

具体的なシナリオと数字

次に、どんな条件なら「金が上昇するか」「金が下落するか」を数字入りで整理します。

 

シナリオ①:インフレ継続 + 金利低下 → 金高

FRBが利下げ→リアル金利が低下 → ゴールド需要増
・ドル安 → ゴールド価格上昇
想定レンジ: $4,500〜$5,000(2026年後半)

このシナリオではAI関連株も好調を維持しつつ、インフレヘッジとして金が買われる形です。

 

シナリオ②:景気好調 → リスクオン → 金利上昇 → 金横ばい

・景気が想像以上に堅調 → 金利上昇
・株(特にAI株)は上昇も、ゴールドは伸び悩む
想定レンジ: $3,800〜$4,200

このケースは過去に何度か見られます(例:株は強いのに債券利回り上昇で金利差が見直された局面)。

シナリオ③:バブル崩壊懸念 → 資金逃避 → 金上

AIバブルが続きすぎて大きな調整局面となった場合、次の動きは「逃避先としてのゴールド」になります。この局面では短期的に +10%〜+20% のリスクオフ上昇がありえます。

 

 結論:株と金、どっちが有利か?

数字ベースで言うと、

・2026年は多くの予想で 金価格が現水準より上昇する可能性が高い
・AI・半導体株は依然強いが、金利次第で優劣が変わる

つまり…

「どちらか一方」というより、両方を持つことがリスク・リターンを最適化する」

というのが最新データから見える結論です。

 

まとめ

投資は未来予想なので確実な答えはありませんが、

・過去の高値・安値
・機関予想のレンジ
・株価と金利・ドルの関係

という3つを合わせて考えると、単純な「株が強ければ金は弱い」という図式は成立しにくいことが分かります。

むしろ両方持つことでリスク分散が効くという発想は、最近の市場環境でも一貫したテーマになっています。