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ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。
先日の銀の暴落では、チャートを二度見した人も多かったと思います。
巻き込まれた方もいらしたのではないでしょうか。
金も少しつられて下がったものの、銀ほどの激しい落ち方ではありませんでした。
気になるのは、この先はどうなるか。
今回は、私の素朴な感覚に、AIの視点を重ねながら考えてみます。
金と銀の需要と供給
まず注目すべきは、需要の構造です。
銀は投資対象であると同時に、半導体、太陽光パネル、電子機器などに欠かせない工業材料です。
世界がデジタル化すればするほど、銀の出番は増えていきます。
AIの需要モデルでは、クリーンエネルギー関連だけでも今後数十年で大きな伸びが見込まれると計算されます。
金はもう少し役割が違います。
通貨や債券への不安が高まると買われ、安心感が戻るとやや売られる。
安全資産としての振る舞いが、長いデータの中でくり返し確認されています。
この二つの性格の違いが、短期の値動きの差になりやすい、と判断します。
次に、供給側の話です。
金も銀も、地球の中に無限にあるわけではありません。
新しい鉱山の発見は年々むずかしくなり、採掘コストは上がり続けています。
とくに銀は、製品として消費されて戻ってこない量が多く、再利用にも限界があります。
AIの長期シミュレーションでは、需要はゆっくり増えるのに、供給は大きく増やしにくい、というアンバランスが続くという結果がよく出ます。
私がなんとなく感じていた、枯渇していく資源は長い目で値上がりするのでは、という直感は、どうやらデータの世界とも相性が悪くなさそうです。
短期・長期目線
ドルが強くなれば押され、金利が上がれば重くなり、投機マネーが入れば急騰し、抜ければ急落する。
AIも、数か月単位の予測はとても難しいそうです。
とくに銀は市場が金より小さいため、感情の揺れが何倍にも増幅されます。
だから今回のような暴落は、これからも何度も起きるはずなんです。
暴落した時に、買い時だと思えるよう、どっしりと構えていたいものです。
一方で、長期のグラフを引きのばすと、景色が変わります。
人口の増加、技術の発展、通貨価値の希薄化。
こうした大きな流れを入れると、金も銀もゆるやかな上向きの線を描くことが多いのではないでしょうか。
50年スケールでの簡単なシミュレーション
ここからは、AIに「かなり大ざっぱな前提」を置いて計算してもらった数字です。
未来予想というより、方向感を見るための思考実験だと思ってください。
仮に、これまでの長期平均に近い伸び方をするとして、金価格が年率でどれくらい上がるかを三つのシナリオに分けてみます。
・控えめシナリオ:年2%上昇
・標準シナリオ:年4%上昇
・強気シナリオ:年6%上昇
いまの価格を100と置いて50年後を計算すると、
・2%なら 約2.7倍
・4%なら 約7倍
・6%なら 約18倍
という数字になります。
この数字を見て、ゴールドを買いに走らねば!
と思いました。(単純。)
※この数字の根拠
ちなみに、どうして2・4・6%なのか。
ここがふわっとしていると、ただの雰囲気予測になってしまうので、その数字にした理由を整理してみます。
① 過去の実績
金価格をドル建てで長くさかのぼると、1970年代以降のおおまかな平均上昇率は、インフレ込みで年5~6%前後と言われることが多いです。
ただ、この期間には極端な好景気や危機も混ざっています。
そこで楽観に寄りすぎないよう、6%を強気シナリオの上限に置きました
② 通貨の希薄化ペース
多くの国が物価上昇の目標を年2%前後にしています。
金は長い目で見ると通貨価値の目減りを埋める役割を果たしてきたため、最低でもこの2%程度は説明がつきやすいラインになります。
これが控えめシナリオの土台です。
③ 需要の上乗せ分
新興国の所得増加、中央銀行の金保有の拡大、地政学リスクへの保険需要などを加えると、インフレ分の2%に、さらに2%ほど積み増されても不自然ではない。
その中間として4%を標準シナリオに置いています。
AIによると、
・金は通貨価値の長期トレンドに連動しやすい
・供給が急に増えにくい構造を持つ
・危機のたびに需要がリセットされず積み上がる
この三つがそろう資産は珍しく、だから極端なマイナス成長を50年続ける前提が作りにくい、ということでした。
もちろん弱点もあります。
戦争や金融制度の大転換、代替技術の登場といった歴史レベルの断絶は、この計算には入れられません。
だから予言ではなく、あくまで現在の延長線上の地図です。
まとめ
短期の値動きは、だれにも読めません。
でも長い時間の方向なら、いくつかの根拠を積み重ねられます。
枯渇していく資源であり、何千年も価値を持ち続けてきた金と銀が、これから急に無価値になる未来はやはり想像しにくいと、個人的には考えます。
金は静かに、銀は騒がしく。
それぞれのペースで上がったり下がったりしながら、長い坂道を登っていくのではないでしょうか。