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ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。
前の記事で、銀の暴落について少しお話しましたが、
ニュースではいつも、金と銀がセットで語られますよね。
貴金属、実物資産、安全資産。言葉だけ聞くと、そっくりな存在に思えます。
でも実際に値動きを追ってみると、今回の銀の大暴落で同じくゴールドも落ちるかと思いきや、そこまで大きく落ちなかったイメージがあります。(私にとっては。)
金は落ち着いた大人、銀は感情の起伏が激しい子供みたいだな、と思いました。
今回は、その違いを私なりの目線で整理してみます。
ゴールドとシルバーの歴史
まず、金はとにかく歴史が長い資産です。
何千年も前から価値の保存手段として扱われ、中央銀行までが大量に保有しています。危機が起きると、最終的に人が頼りたくなる場所が金なのだと思います。
一方の銀は、同じ貴金属でも役割がかなり実務的です。
半導体や太陽光パネル、電子部品など、現代の産業に深く入り込んでいて、どちらかというと工業材料としての顔が強いです。
だから景気が良いときは需要が増えて元気に上がり、
不安が広がると一気に弱気になる。
この振れ幅の大きさが、銀という生き物のいちばんの特徴なのだと思います。
市場規模
もうひとつ大きいのは、市場の大きさの違いです。
金の市場はとても広くて深い海のようです。
多少の売りや買いが出ても、波はゆっくりしか動きません。
それに対して銀の市場は、もう少し浅い湖のようで、大きな石が投げ込まれると水面が激しく揺れます。
先日の暴落も、まさにその差を見せつけられた出来事でした。
金が静かに数パーセント下げている横で、銀だけがジェットコースターのように落ちていくチャートを見て、同じ貴金属とは思えないな、と正直驚きました。
ゴールドとシルバーの性格
投資の世界では、金は守り、銀は攻め、と言われることがあります。
分かりやすいので、私はこの表現がわりと好きです。
金は、資産全体を静かに支える柱。
銀は、うまく乗れれば大きく跳ねるけれど、機嫌を損ねると振り落としてくる暴れ馬。
どちらが良い悪いではなく、性格が違うだけなのだと思います。
投資を始めたばかりの頃、とりあえず何か買ってみよう、と思い、「銀より金の方が好きだから。」という理由でいくらか金を買いました。
先日の銀の暴落も、金は銀ほど大きくは下がらず、むしろ、買い増しするチャンスだ!とすら思いました。
たぶんそれは、金に対しては価格以上に「安心感」を見ているからなのだと思います。
同じ数字でも、銀だと怖く見えるのに、金だとどこか落ち着いて受け止められる。
不思議ですが、投資ってそういう感覚の積み重ねなのかもしれません。
金はお守りのようで、銀は冒険の道具。
そんな感覚に近いかもしれません。
まとめ
これから金と銀に向き合う初心者の方に伝えたいのは、
名前が似ているからといって、同じルールで扱わないほうがいい、ということです。(昔の私ならやりかねない。)
金を買うつもりの心で銀に入ると怖くなりますし、
銀のノリで金を見ると退屈に感じてしまいます。
別の生き物だと思って距離を取るくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
数字の向こう側に、金と銀の性格の違いがくっきり見えてくるので、なかなか面白い世界です。