こんにちは、訪問ありがとうございます。
私はジュエリーが好き(といっても買えるお金がないので、ほぼ見るだけだけど)なので、キラキラしたものを見かけるとつい吸い寄せられてしまいます。
どうしても惹かれたものを買い集めて、たまに、気分次第で使い分けをしています。
ホワイトゴールドは凛とした雰囲気にしたいときや、バシッと決めたいとき、
イエローゴールドは優しい雰囲気にしたいとき、
ピンクゴールドは可愛らしい雰囲気にしたいときや、少し抜け感を出したいとき。
そんなふうに使い分けています。
ふと、気になることがありました。
一般的にジュエリーで目にするのは、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド。
一方で、
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ブルーゴールドはないの?
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グリーンゴールドって聞かないけど?
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ブラックゴールドもありそうじゃない?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
もっと色々な種類の色があってもいいし、バリエーションが多いほうが、可愛いと思いませんか?
この記事では、そんな私の疑問を解決すべく、
ゴールドの色の仕組みから、なぜ青・緑・黒のゴールドが一般的でないのかまで、宝飾の素材的な視点でわかりやすく解説します。
ゴールドの色はどうやって決まる?【純金は黄色】
まず大前提として、
純金(24金)の色はすべて同じ黄色です。
色の違いは、
金+他の金属を混ぜた「合金」
によって生まれます。
代表的なゴールドカラー
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イエローゴールド
金+銀+銅 -
ホワイトゴールド
金+パラジウム(またはニッケル) -
ピンクゴールド(ローズゴールド)
金+銅を多めに配合
これらは
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色が安定している
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加工しやすい
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日常使いに耐えられる
という条件を満たしているため、宝飾品として定番化しました。
ブルーゴールドが存在しない理由
ブルーゴールドは「理論上は存在する」
実は、金+鉄などの合金で、青みを帯びたゴールドを作ることは可能です。
しかし問題があります。
ブルーゴールドの致命的な欠点
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非常にもろい
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割れやすい
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指輪や石留めに不向き
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研磨やサイズ直しがほぼ不可能
つまり、
ジュエリーとして実用に耐えない
そのため、ブルーゴールドは実験的存在にとどまっているのです。
グリーンゴールドは存在するけど「ほぼ黄色」
グリーンゴールドの正体
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金+銀を多めに配合
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わずかに緑がかった黄色
ただし、
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イエローゴールドとの差が非常に小さい
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肉眼ではほぼ区別できない
という理由から、独立したカラーとして扱われにくいのが現実です。
ブラックゴールドはある?【答え:あるが金は黒くない】
ブラックゴールドは「加工名」
ブラックゴールドという名称は存在しますが、
金そのものが黒いわけではありません
ブラックゴールドの主な方法
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ブラックロジウムメッキ
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DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング
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硫化・酸化によるアンティーク加工
いずれも、
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表面処理によって黒く見せている
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使用とともに色落ち・摩耗の可能性あり
という特徴があります。
なぜ金は黒・青・緑になりにくいのか?
金属としての金の特性
金は、
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酸化しない
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腐食しない
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化学反応しにくい
という非常に安定した金属です。
そのため、
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黒く変色しない
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青や緑の化合物を作らない
= 派手な色を自力で出せない
これが、
ゴールドカラーが限られている最大の理由です。
まとめ|ゴールドの色が少ないのは「欠点」ではない
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ゴールドの色は合金で決まる
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実用に耐える色は限られている
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青・緑・黒は不安定または加工色
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定番3色は機能性の勝者
ということを学びました。
一見ロマンチックな宝飾の世界は、実は素材工学と現実的な選択の積み重ねでできているんですね。
だからこそ、イエロー・ホワイト・ピンクゴールドは、長い歴史を生き残った完成形とも言えるのです。
ジュエリーの見方が、すこし変わりました。