投資初心者が経済を気ままに語るブログ(たまに雑学)

投資を最近始めました!自分の勉強のためにも、学んだことや考えたことを気ままに綴ろうと思います。

日経平均の今週のポイント―選挙後相場とドル円の関係(2月9日)

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さて、昨日の衆議院選挙では自民党が大きく議席を伸ばし、市場が期待していた「政治の安定」という結果になりました。
その流れを受けて、週明けの日経平均は大幅上昇でスタートしています。

ただ、相場をよく見ると少し不思議な光景もあります。
株は上昇したまま落ちる気配はないのに、ドル円は高値をどんどん更新するという感じではなく、始まりからやや円高方向に振れているんですよね。
この温度差が、今週の相場の難しさを象徴している気がします。

きょうは、選挙直前の記事で書いたシナリオを踏まえながら、これから一週間の日経平均の投資ポイントを整理してみます。

 

選挙後のマーケットが見ているもの

まず、市場が最初に評価したのは政策の継続性です。
増税や金融政策が急に大きく変わる心配が後退し、海外投資家も日本株を買いやすい環境になりました。

その結果、半導体や輸出関連を中心に買い戻しが入り、日経平均は一気に上方向へ。
前回の記事で書いた「上昇ストーリー」が、ひとまず現実になった形です。

ただし、株式市場と為替市場では、見ている景色が少し違います。
株は選挙結果という安心感で動きやすいのに対して、為替は金利差や介入リスクをより強く意識します。
そのため、株高だから円安とは必ずしもならないのが、いまの局面です。

 

なぜ株高なのに円高ぎみなのか

ここが今週いちばんのポイントだと思います。

一つ目の理由は、為替はすでに選挙前から期待を織り込んでいたことです。
ドル円は結果が出る前にかなり円安側へ動いていたため、材料出尽くしでいったん調整しやすいタイミングでした。

二つ目は、介入への警戒です。
円安のスピードが速くなると、政府や日銀がけん制を強めるという見方が根強く、投機筋が上を追いにくくなっています。
実際の介入がなくても、その可能性だけでブレーキがかかるのが為替の特徴です。

三つ目は海外金利の影響。
米国の長期金利が落ち着けば日米金利差の拡大が止まり、ドル買いの勢いは弱まります。
株は業績期待で上がれても、為替は金利差に正直に反応するという違いが出やすいんですね。

この視点を持っておくと、今週の値動きが少し理解しやすくなります。

 

今週の三つの注目ポイント

改めて整理すると、見るべきは次の三つだと思います。

一つ目は、為替の水準と発言リスク。
ドル円が再び円安に走れば株には追い風ですが、介入警戒が強まれば急ブレーキになる可能性があります。

二つ目は、海外市場の機嫌。
米国株が安定していれば日本株も強気を保ちやすく、逆にハイテク株が崩れると、せっかくの選挙相場が揺さぶられます。

三つ目は、上昇スピード。
一気に上がった後はどうしても利益確定が出やすく、押し目をどうこなすかが今週の腕の見せどころです。

 

想定される値動き

メインシナリオは、選挙の安心感を土台にした底堅い展開です。
すでに日経平均は57,000円台まで上昇しており、市場の期待がかなり前倒しで織り込まれている状態にあります。
ここからは勢いだけでさらに上を追うというより、この水準を固められるかどうかが焦点になりそうです。

ただし、為替介入への警戒が強まる場面では、56,000円から55,000円台への一時的な押しも想定しておきたいところです。
これはトレンド転換というより、短期間で上がりすぎた相場のクールダウンというイメージで見ています。

逆に、円安が穏やかなペースにとどまり、海外株も安定していれば、57,000円台を足場にもう一段上を試す可能性もあります。
その場合は値幅が大きくなりやすく、短期的には上にも下にも振られやすい、少し忙しい相場になりそうです。

 

まとめ

個人的には、今週は特にバランス感覚が大事だと感じています。

株と為替が同じ方向を見ていないときは、相場は気まぐれになります。
上がったから飛びつく、下がったから怖くなる、という感情的な取引がいちばん危ない局面です。

押し目があれば少しずつ。
急騰した日は深追いしない。
ニュースと為替の温度を見ながら、ポジションは軽めに。

そんな歩き方が、いまの相場には合っていそうです。

また一週間の値動きを見ながら、感じたことを更新していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

AIで10年後のゴールドの価格を1000回シミュレーションしてみた

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最近の金市場は荒れていますね。

所有している側からすると、はらはらしてしまいます。

 

今回は、予言ではなく、可能性の世界をのぞく方法として、モンテカルロ法をゆるく真似した、ランダムシミュレーションを試してみました。
AIに未来を当ててもらう、というより、こんな値動きが起きたらどうなるのかを1000通り作ってみる、という実験です。

スタート地点は、2026年2月の日本円ベースの金価格、1グラム26,000円前後。
ここから10年後まで、毎年ランダムに上がったり下がったりする世界を1000個つくりました。

 

シミュレーションの前提

  • 年平均リターン:+5%

まず、年平均リターンを+5%に置きました。
金は株のように利益を生む資産ではなく、インフレや通貨価値に影響されやすい性格があります。
先進国の物価上昇がだいたい2~3%、そこに安全資産としての上乗せが少し加わると、長期では4~6%くらいに落ち着きやすい。
その真ん中として+5%を採用しました。

次に、ボラティリティ、つまり毎年の揺れ幅を±15%にしました。
金は安全と言われますが、実際には地政学リスクや為替で大きく動きます。
過去の値動きを見ると、1年で10%以上動くことは珍しくなく、15%は現実味のある水準です。

この二つを組み合わせて、毎年、平均5%の方向に進みつつ、15%くらい上下にぶれる、という世界を1000回作ったわけです。

 

シミュレーション結果

その結果、こんな感じになりました。

縦軸が頻度、横軸が金額です。

 

結果をひと言でまとめると、10年後はだいたい4万円前後の世界線が最も多くなりました。
一方で、2万円台にとどまる弱気ケースもあれば、6万円を超える強気ケースもあり、かなり幅の広い分布になりました。

金は守りの資産というイメージがありますが、10年単位ではかなりドラマチックな展開もあり得そうです。

もちろん、前提を3%に変えればもっと保守的に、7%にすれば強気寄りになります。
それでも、自分の頭の中だけで想像するより、数字とグラフにすると視覚的に分かりますよね。

 

まとめ

今回は10年後のゴールド価格をモンテカルロ法を少しまねてシミュレーションしてみましたが、結果は4万円前後になる可能性が最も高い、というものでした。

短期で上げ下げする相場を見て右往左往するより、10年後はこれだけ上がっている可能性が高い!

と思ってどっしりと構えている気概があってもいいと思いませんか?

今、ゴールドが下落して、悲壮感に暮れているあなたの希望になればうれしいです。

(私もその一人ですが。)

ゴールド・シルバー下落の原因-株安連動と投機マネーの影響(2月6日)

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2月2日に大きく下落し、徐々に戻ってきていたゴールド価格が、昨日(2月5日)、また下落しました。
安全資産といわれる金や銀が、株式市場の不安が強いタイミングで一緒に売られてしまうのは、少し不思議な感じもします。

下げた理由としては、ドルや金利の動き、短期マネーの利益確定、そして米国株や暗号資産の下落との連動など、いくつかの要素が重なっているようです。
一つの原因というより、いろいろな歯車が同時に回ってしまった、という印象を受けました。

 

今回の記事では、
・いま金と銀の市場で何が起きているのか
・なぜ安全資産なのに下げるのか
・短期的にどんな展開がありそうか
このあたりを、なるべくシンプルに整理してみたいと思います。

 

いま起きていること

金や銀の市場は、実は株式以上に投機マネーが入りやすい構造を持っています。
先物取引レバレッジ商品が発達しているため、実需だけでなく、短期の値幅を狙う資金が大量に出入りします。

特に銀は、市場規模が金より小さいので、少し大きな資金が動くだけで価格が大きく振れやすいと言われています。
上がるときは勢いよく、下がるときも驚くほど速い。
この性格が、今回のような急落局面で目立ってしまうのかもしれません。

また、最近は金や銀も、株や暗号資産と同じ画面で取引されることが多く、資産の境目が昔よりあいまいになっています。
その結果、リスク資産が売られるときに、まとめて換金されやすいという側面もありそうです。

 

下落の背景

まず大きいのは、ドルや金利との関係です。
金は利息を生まない資産なので、金利が上がると相対的に魅力が下がりやすいと言われています。
ドルが強くなる場面でも、ドル建てで取引される金や銀には下押し圧力がかかりがちです。

そして少し皮肉なのですが、リスクオフのときに必ずしも金が買われるとは限りません。
株が急落すると、損失を埋めるために、含み益のある金や銀まで売られてしまうことがあります。
安全資産なのに、いったん現金に戻される、という動きです。

ここで気になったのが、4日ほど前の大きな下落と、今日の下落は同じ性格なのか、という点です。

4日前の下げは、どちらかというと金と銀の市場の内側で起きた調整という色が強かったように感じます。
それまで急ピッチで上昇していた反動で、短期筋の利益確定やポジション整理が一気に出た。
レバレッジをかけていた資金が、下げ始めた瞬間に出口へ向かった、そんなテクニカルな要素が大きかった印象です。

 

一方で今日の下落は、もう少し広い景色の中で起きています。
米国株や暗号資産が弱く、投資家心理が全体的に冷え込む中で、金や銀も一緒に現金化されている。
メタル市場だけの事情というより、リスクオフの波が外から押し寄せてきた形です。

もちろん共通点もあります。
ドル高や金利見通しの影響、短期マネーの動きといった要素は両方に関わっています。
ただ、三日前は市場内部の反動、今日は外部環境からの圧力、という違いがありそうだと感じています。

さらに最近は、米国株や暗号資産との連動も強くなっています。
ハイテク株が崩れると、投資家心理が一気に冷え込み、金や銀にも売りが波及する。
昔より相場同士の距離が近くなっていると改めて実感します。

 

短期的に考えられるシナリオ

ここから先の展開を、今回の下落要因に沿って考えると、可能性の高い順は次のように見ています。

一つ目、もっとも現実的なのは、いったんレンジで落ち着く展開です。
今回の下げは金そのものの価値が否定されたわけではなく、過熱の巻き戻しと外部環境による調整が中心でした。
金利もドルも方向感がはっきりせず、地政学リスクも完全に消えたわけではありません。
こうした判断待ちの時間帯は、上にも下にも決めきれず、値固めの相場になりやすいと感じます。

二つ目は、もう一段の調整です。
短期マネーがまだ残っている場合、少し戻ると再び売られることがあります。
さらに米国株がもう一度崩れれば、損失補てんのための換金売りに巻き込まれる可能性もあります。
今回の下げの半分は金の問題ではなく株の不安なので、この連動は無視できません。

三つ目が、再び強く買われるシナリオです。
ただ短期では、これが一番ハードルが高いように思います。
ドル高の一服や金利低下、はっきりした地政学リスクなど、わかりやすい追い風が必要だからです。

 

今回の下落の性格を振り返ると、恐怖による本格的な崩れというより、ポジション調整の色合いが強い。
このタイプの下げは、急反発よりも、呼吸を整える時間になりやすい。
だからこそ、レンジ相場が本命という見立てになります。

もしシナリオを見直すとしたら、
・ドルがさらに一段強くなる
・米国株が下げ止まらない
・逆に金利低下がはっきりする
といったサインが出たときだと思っています。

 

個人目線の向き合い方

ここで大切になるのは、長期保有と短期トレードを混ぜないことだと思っています。
金を資産の保険として持っているのに、短期の値動きで一喜一憂すると、本来の目的を見失ってしまいます。

一方で、短期で取引するなら、金は意外と気難しい相手です。
安全資産という言葉のイメージだけで入ると、今回のような下げで心が折れやすい。
距離感がとても大事だと感じます。

私自身は、金は長期の安心枠、銀はもう少し攻めの資産、というくらいの温度で見ています。
毎日の値動きよりも、なぜ動いたのかをゆっくり理解する。
そのくらいの付き合い方が、いちばん気持ちが楽なのかもしれません。

しばらくは落ち着かない相場が続きそうですが、また変化があれば一緒に考えていきましょう。

ビットコイン2026年予想 2025年の値動きと最近の下落理由をやさしく整理

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銀の暴落で思い出しましたが、最近ビットコインも大きく下がっていますよね。

「結局これからどうなるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

価格だけを見ると不安になりますが、相場はいつも、過去の流れの延長線上にあります。

そこで今回は、
1.2025年のビットコインのおさらい
2.ここ最近の下落の背景
3.2026年の動きの予想
という順番で整理してみたいと思います。

 

2025年のビットコインのおさらい

2025年は、ビットコインにとってとても象徴的な1年でした。
年初は10万ドル前後という高い水準からスタートし、すでに個人投資家だけでなく、企業や機関投資家が当たり前のように参加する市場になっていました。

春ごろには、アメリカでビットコインを戦略的な資産として扱うという方針が示され、これが大きな安心材料になりました。国レベルで暗号資産を認める流れがはっきりしたことで、「怪しい投機」から「新しい金融資産」へと見方が変わっていった時期だったと思います。

夏にかけては規制の整備が進むという期待もあり、価格はさらに上昇しました。史上最高値を更新する場面もあり、市場全体がかなり強気ムードだったのを覚えています。

ただ、秋になると状況が一変します。
地政学リスクや金融市場全体の不安定化をきっかけに、レバレッジ取引の強制清算が連鎖し、価格は急落しました。ビットコインらしいと言えばそれまでですが、改めて値動きの荒さを実感した人も多かったはずです。

年末にかけては、極端な上昇でも下落でもなく、一定のレンジの中で落ち着きを取り戻しました。

 

振り返ると、2025年の年間のレンジは約74,000ドル〜126,000ドルと、大きな値幅で取引されました。約70%近いボラティリティがあり、強気の局面と調整の局面が混在した年になりました。

2025年は、期待と不安が交互に訪れる、いかにもビットコインらしい1年だったと言えそうです。

 

ここ最近の下落の背景

では、ここ最近の下落はなぜ起きているのでしょうか。

直近ではニュースでも報じられているように、70,000ドル台前半まで下落する局面も見られました。
理由は一つではなく、いくつかの要素が重なっているように見えます。

まず大きいのは、世界的なリスクオフの流れです。
株式市場が弱くなると、ビットコインも同じように売られやすくなります。デジタルゴールドと言われることもありますが、実際にはまだリスク資産として扱われる場面が多いのが現実です。

次に、レバレッジ取引の影響があります。
ビットコイン先物証拠金取引が活発なので、価格が少し下がると強制決済が発生し、それがさらに下落を呼ぶという悪循環が起きやすい市場です。今回もその連鎖があったと言われています。

さらに、ETFなどを通じた資金の出入りも無視できません。
機関投資家のポジション調整や、短期マネーの流出が重なると、需給のバランスが一気に崩れることがあります。

そしてもう一つ、金融政策の影響です。
金利の先行きが不透明になると、リスクの高い資産から安全な資産へお金が移動しやすくなります。ビットコインはその波をまともに受けやすい存在です。

こうした要因が同時に起きたことで、結果として、価格が70,000ドル台にも触れるなど、下押し圧力が強まっています。

 

2026年の動きの予想

では、2026年はどうなるのでしょうか。
2025年の流れからいくつかのポイントは見えてきます。

まず注目したいのは規制の方向です。
各国で暗号資産のルール作りが進めば、長期資金が入りやすくなり、価格の安定につながる可能性があります。逆に規制が厳しすぎれば、短期的には重しになるかもしれません。

次に、マクロ経済の環境です。
金利が下がる局面ではビットコインに追い風、逆に引き締め方向では向かい風になりやすいという傾向があります。2026年はこの流れが大きなテーマになりそうです。

また、投資家心理も重要です。
2025年の急落を経験したことで、市場参加者が慎重になれば、極端なバブルは起きにくくなる一方、底堅い相場になる可能性もあります。

具体的にシナリオごとに予想される値動きを考えてみます。

 

 

ポジティブなシナリオ(上昇)

・期間内の下値サポートを確認しつつ、100,000ドル突破(=約1,500万円超)を狙うシナリオ
 → 規制の明確化、ETF資金流入の再開、マクロ環境がリスクオンに転換する場合。

・強気派の分析では、120,000〜150,000ドル程度までの上昇を想定する見方もあります(過去のサイクルや市場参加者予想)。

ネガティブなシナリオ(調整)

・強い下落局面が続くと仮定すると、過去のサイクルを参考に50,000〜70,000ドル台までの押し目が起きる可能性を考える分析も存在します(歴史的サイクル分析の一例)。

レンジ想定(現実的な中間)

・多くの市場参加者が想定しやすい価格帯として、70,000〜110,000ドルあたりを短期のレンジとして意識しています。
 (現在位置がレンジ下限で、反発の兆しが出れば上限を目指す流れ)

 

個人的には、
・制度面の整備
・金融政策の転換
・実需の拡大
この三つがそろえば、再び上を目指すシナリオも十分ありえると思っています。

 

まとめ

ビットコインは、単なる価格の上下だけでなく、時代の変化そのものを映す鏡のような存在です。

2025年を振り返ると、期待と混乱が入り混じりながらも、少しずつ新しい金融インフラとして根付いてきた1年だったと感じます。

2026年がどんな年になるのか。
不安もありますが、だからこそ面白い世界でもありますよね。

また大きな動きがあれば、ここで一緒に考えていきたいと思います。

 

 

金投資VSジュエリー購入 どちらが合理的?―数字と気持ちで比べてみた

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

 

金価格のニュースを目にするたびに、ふと思います。
同じ「金」にお金を使うなら、投資としてのゴールドと、ジュエリーとしてのゴールド、どちらが賢いんだろう、と。

資産形成の世界ではよく、金地金や金ETFは守りの資産、ジュエリーはあくまで嗜好品、と分けて語られます。

でも、ジュエリーはただの飾りではなく、素材としての金の価値も確かに含んでいます。
本当に合理性ゼロなのでしょうか。

(だって、キラキラしたジュエリーを身に着けていた方が、金地金や金ETFを持っているより、テンション上がるじゃないですか。)

 

今回は、数字と実用面の両方から比べてみたいと思います。

 

同じ10万円を使うなら

まずはシンプルな比較です。

金投資の場合、10万円分の金ETFや金地金を買えば、ほぼその時点の金価格に連動します。
手数料は数%程度で、売却時も市場価格に近い金額で現金化できます。

一方でジュエリーの場合、10万円の価格の中には、
ブランド料、デザイン費、人件費、流通コストが含まれます。
購入直後に売れば、買取価格は半額以下になることも珍しくありません。

この一点だけを見れば、合理性は金投資のほうが圧倒的に高い、という結論になります。

 

それでも単純比較できない理由

ただ、話はそれほど単純ではありません。

ジュエリーには金投資にはない要素があります。

身につけて楽しめること。
毎日の気分を少し上げてくれること。
思い出や満足感が残ること。
そして、ブランドによっては中古でも一定の需要があること。

特にカルティエやヴァンクリーフなどの定番モデルは、ここ数年で定価が大きく上がりました。
その結果、数年前に買った人が、結果的に資産価値を守れた、というケースが実際に起きています。

 

リセールという現実

実際に売るときの世界は、金投資とジュエリーでかなり違います。

金投資は、市場価格から手数料を引くだけのシンプルな世界。
ほぼ透明で、感情が入り込む余地が少ない。

ジュエリーはそうはいきません。

ノーブランドなら地金価格が中心。
有名ブランドなら需要次第。
限定モデルならプレミアがつくこともある。

同じ18金でも、溶かされる運命のジュエリーと、
次の持ち主に大切に使われるジュエリーでは価値がまったく違うと思うんです。

 

具体例:トリニティリング スモールモデルで考える

たとえばカルティエのトリニティリング スモールモデル。

2022年頃は15万円台で販売されていた時期がありました。
それが度重なる価格改定を経て、2026年には約29万円近くまで上昇しています。

具体的に数字を見てみましょう。

定価(税込) 備考
2022年 約149,900円 まだ15万円台前半だった
2023年4月 約170,000円 値上げ実施後
2023年10月 約215,600円 さらに値上げ
2024年5月 約244,200円 定期的な価格改定続く
2025年9月 約266,200円 ここまで約2倍弱に
2026年1月 約289,300円 最新定価 

このとおり、わずか数年でほぼ2倍。
一般的な物価上昇率では説明できない変化です。

 

次に、中古市場を見てみましょう。

ネットオークションや中古マーケットでも、人気モデルの流通価格は高めの傾向です。

たとえば、ある中古出品では「トリニティ スモールモデル」が約20万円前後で取引されている例も確認できます(サイズや状態によって上下あり)。

 

つまり、数字だけで見れば、2020〜2022年頃に新品で買った人が、現在「定価以上〜ほぼ同等の価格」で中古市場に出せる可能性もゼロではありません。

当時に購入した人であれば、使いながら価値を大きく減らさずに保てている計算になります。

これは、金価格の上昇だけでなく、ブランドの価格戦略や需要の強さが重なった結果です。

 

合理性をどう考えるか

結局のところ、
資産効率だけを見れば金投資、
心の満足まで含めればジュエリー、
という単純な二択では片づきません。

何年持つつもりか。
売る前提か。
ブランドは何か。
どれくらい使うか。

条件次第で答えは変わります。

たとえば、
10年ほぼ毎日つけて、最後に6割で売れた、
というケースなら、レンタル代としては悪くない計算かもしれません。

 

いまの私の暫定結論

単に私が、ジュエリーを買う理由を付けたいだけなのかもしれませんが、

いまのところ、こんなふうに考えています。

純粋な資産目的なら金投資。
心の満足も込みならジュエリー。
両立を狙うなら、ブランド定番の18金モデル。

ジュエリーは投資ではないけれど、完全な浪費とも言い切れない曖昧な存在。

そこが沼であり、魅力なんですよね。

 

選挙直前の日経平均はどこへ向かうのか

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2月8日の衆議院選挙まで、残りわずかとなりました。
この時期の日経平均は、企業業績や景気だけでなく、政治イベントという独特の材料に大きく左右されます。

今日は、選挙日までをゴールにした日経平均の見通しについて、いまのマーケット状況を整理しながら、上昇・下落それぞれのストーリーと、想定される水準感をまとめてみます。

 

いまのマーケット状況

足元の日経平均は、上がる日もあれば下げる日もあり、方向感がはっきりしない状態です。
これは選挙前の典型的な動きで、市場参加者が結果を見極めたいと考えていることの表れだと思います。

積極的に買い上がるには材料が足りず、かといって全面的に弱気になるほど経済環境が悪いわけでもない。
その結果、利益確定と押し目買いが交互に出て、値幅だけが大きくなる、という少し落ち着かない相場になっています。

さらに、米国株や為替、国内の長期金利といった外部要因も重なり、選挙とは直接関係のない材料でも揺れやすい局面です。

 

上昇のストーリー

もし選挙で与党が安定した議席を確保する見通しが強まれば、市場は政策の継続性を好感しやすくなります。
これまでの経験からも、政治の安定は日本株にとって追い風になりやすい材料です。

海外投資家から見ると、日本の政策が大きくぶれないという安心感は重要で、半導体やAI関連、輸出セクターなどを中心に買いが入りやすくなります。

この流れに乗った場合、日経平均は上値を試す展開が想定されます。
短期的なターゲットとしては、5万1000円から5万3000円台が意識されやすいゾーンだと見ています。
ここを明確に抜けるには海外市場の追い風も必要ですが、選挙期待が支えになる可能性は十分にありそうです。

 

下落のストーリー

一方で、リスクもはっきりしています。

選挙情勢が混戦模様になると、不透明感を嫌った売りが出やすくなります。
とくに短期筋はポジションを軽くする傾向があり、日経平均が上下に大きく振られる場面が増えるかもしれません。

また、国内の長期金利がじわじわ上がる展開や、米国株の調整が重なると、日本株には逆風になります。
この場合、心理的な節目である5万円を一時的に割り込む可能性も頭に入れておきたいところです。

ただし、政策期待や日銀の存在を考えると、深い暴落というよりは、調整を繰り返しながら居場所を探すような下げ方になるのではと感じています。

 

選挙までのシナリオ

私の中では、大きく二つの道筋を想定しています。

ひとつ目は、与党優勢の見方が続くケースです。
この場合は押し目が浅く、じりじりと上を試す展開になりやすく、5万1000円台を中心に高値圏での推移がメインシナリオになります。

ふたつ目は、情勢が読みにくくなるケースです。
このときは5万円付近までの調整を挟みながら、日替わりで強弱が入れ替わる相場になりそうです。
上げ下げはあっても、決定的な方向は選挙後までお預け、というイメージです。

どちらにしても、選挙直前の一週間は値幅が広がりやすく、普段よりも感情に揺さぶられやすい時間帯だと思います。

 

いまの立ち位置

個人的には、選挙前は無理に勝負を決めにいくより、状況を観察する時期だと考えています。

上がっても追いかけすぎない。
下がっても必要以上に怖がらない。
そして結果が見えてから、本当のトレンドが始まる。

そんな距離感が、いまの相場には合っている気がします。

ターゲット水準としては、上は5万1000円から5万3000円台、下は5万円付近を中心に見ながら、ニュースのトーンや海外市場の動きを丁寧に追っていきたいところです。

 

また新しい材料が出てきたら、このブログでも考えを更新していきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

金と銀はこの先どうなる?AI視点の長期シミュレーション

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先日の銀の暴落では、チャートを二度見した人も多かったと思います。

巻き込まれた方もいらしたのではないでしょうか。


金も少しつられて下がったものの、銀ほどの激しい落ち方ではありませんでした。

気になるのは、この先はどうなるか。
今回は、私の素朴な感覚に、AIの視点を重ねながら考えてみます。

 

金と銀の需要と供給

まず注目すべきは、需要の構造です。

銀は投資対象であると同時に、半導体太陽光パネル、電子機器などに欠かせない工業材料です。
世界がデジタル化すればするほど、銀の出番は増えていきます。
AIの需要モデルでは、クリーンエネルギー関連だけでも今後数十年で大きな伸びが見込まれると計算されます。

金はもう少し役割が違います。
通貨や債券への不安が高まると買われ、安心感が戻るとやや売られる。
安全資産としての振る舞いが、長いデータの中でくり返し確認されています。

この二つの性格の違いが、短期の値動きの差になりやすい、と判断します。

 

次に、供給側の話です。

金も銀も、地球の中に無限にあるわけではありません。
新しい鉱山の発見は年々むずかしくなり、採掘コストは上がり続けています。
とくに銀は、製品として消費されて戻ってこない量が多く、再利用にも限界があります。

AIの長期シミュレーションでは、需要はゆっくり増えるのに、供給は大きく増やしにくい、というアンバランスが続くという結果がよく出ます。

私がなんとなく感じていた、枯渇していく資源は長い目で値上がりするのでは、という直感は、どうやらデータの世界とも相性が悪くなさそうです。

 

短期・長期目線

ドルが強くなれば押され、金利が上がれば重くなり、投機マネーが入れば急騰し、抜ければ急落する。

AIも、数か月単位の予測はとても難しいそうです。
とくに銀は市場が金より小さいため、感情の揺れが何倍にも増幅されます。

だから今回のような暴落は、これからも何度も起きるはずなんです。

暴落した時に、買い時だと思えるよう、どっしりと構えていたいものです。

 

一方で、長期のグラフを引きのばすと、景色が変わります。

人口の増加、技術の発展、通貨価値の希薄化。
こうした大きな流れを入れると、金も銀もゆるやかな上向きの線を描くことが多いのではないでしょうか。

 

50年スケールでの簡単なシミュレーション

ここからは、AIに「かなり大ざっぱな前提」を置いて計算してもらった数字です。
未来予想というより、方向感を見るための思考実験だと思ってください。

仮に、これまでの長期平均に近い伸び方をするとして、金価格が年率でどれくらい上がるかを三つのシナリオに分けてみます。

・控えめシナリオ:年2%上昇
・標準シナリオ:年4%上昇
・強気シナリオ:年6%上昇

いまの価格を100と置いて50年後を計算すると、

・2%なら 約2.7倍
・4%なら 約7倍
・6%なら 約18倍

という数字になります。

この数字を見て、ゴールドを買いに走らねば!

と思いました。(単純。)

 

※この数字の根拠

ちなみに、どうして2・4・6%なのか。
ここがふわっとしていると、ただの雰囲気予測になってしまうので、その数字にした理由を整理してみます。

 

① 過去の実績
金価格をドル建てで長くさかのぼると、1970年代以降のおおまかな平均上昇率は、インフレ込みで年5~6%前後と言われることが多いです。
ただ、この期間には極端な好景気や危機も混ざっています。
そこで楽観に寄りすぎないよう、6%を強気シナリオの上限に置きました

 

② 通貨の希薄化ペース

多くの国が物価上昇の目標を年2%前後にしています。

金は長い目で見ると通貨価値の目減りを埋める役割を果たしてきたため、最低でもこの2%程度は説明がつきやすいラインになります。
これが控えめシナリオの土台です。

 

③ 需要の上乗せ分
新興国の所得増加、中央銀行金保有の拡大、地政学リスクへの保険需要などを加えると、インフレ分の2%に、さらに2%ほど積み増されても不自然ではない。
その中間として4%を標準シナリオに置いています。

 

AIによると、
・金は通貨価値の長期トレンドに連動しやすい
・供給が急に増えにくい構造を持つ
・危機のたびに需要がリセットされず積み上がる
この三つがそろう資産は珍しく、だから極端なマイナス成長を50年続ける前提が作りにくい、ということでした。

もちろん弱点もあります。
戦争や金融制度の大転換、代替技術の登場といった歴史レベルの断絶は、この計算には入れられません。
だから予言ではなく、あくまで現在の延長線上の地図です。

 

まとめ

短期の値動きは、だれにも読めません。
でも長い時間の方向なら、いくつかの根拠を積み重ねられます。

枯渇していく資源であり、何千年も価値を持ち続けてきた金と銀が、これから急に無価値になる未来はやはり想像しにくいと、個人的には考えます。

金は静かに、銀は騒がしく。
それぞれのペースで上がったり下がったりしながら、長い坂道を登っていくのではないでしょうか。