ご訪問ありがとうございます。
ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。
さて、昨日の衆議院選挙では自民党が大きく議席を伸ばし、市場が期待していた「政治の安定」という結果になりました。
その流れを受けて、週明けの日経平均は大幅上昇でスタートしています。
ただ、相場をよく見ると少し不思議な光景もあります。
株は上昇したまま落ちる気配はないのに、ドル円は高値をどんどん更新するという感じではなく、始まりからやや円高方向に振れているんですよね。
この温度差が、今週の相場の難しさを象徴している気がします。
きょうは、選挙直前の記事で書いたシナリオを踏まえながら、これから一週間の日経平均の投資ポイントを整理してみます。
選挙後のマーケットが見ているもの
まず、市場が最初に評価したのは政策の継続性です。
増税や金融政策が急に大きく変わる心配が後退し、海外投資家も日本株を買いやすい環境になりました。
その結果、半導体や輸出関連を中心に買い戻しが入り、日経平均は一気に上方向へ。
前回の記事で書いた「上昇ストーリー」が、ひとまず現実になった形です。
ただし、株式市場と為替市場では、見ている景色が少し違います。
株は選挙結果という安心感で動きやすいのに対して、為替は金利差や介入リスクをより強く意識します。
そのため、株高だから円安とは必ずしもならないのが、いまの局面です。
なぜ株高なのに円高ぎみなのか
ここが今週いちばんのポイントだと思います。
一つ目の理由は、為替はすでに選挙前から期待を織り込んでいたことです。
ドル円は結果が出る前にかなり円安側へ動いていたため、材料出尽くしでいったん調整しやすいタイミングでした。
二つ目は、介入への警戒です。
円安のスピードが速くなると、政府や日銀がけん制を強めるという見方が根強く、投機筋が上を追いにくくなっています。
実際の介入がなくても、その可能性だけでブレーキがかかるのが為替の特徴です。
三つ目は海外金利の影響。
米国の長期金利が落ち着けば日米金利差の拡大が止まり、ドル買いの勢いは弱まります。
株は業績期待で上がれても、為替は金利差に正直に反応するという違いが出やすいんですね。
この視点を持っておくと、今週の値動きが少し理解しやすくなります。
今週の三つの注目ポイント
改めて整理すると、見るべきは次の三つだと思います。
一つ目は、為替の水準と発言リスク。
ドル円が再び円安に走れば株には追い風ですが、介入警戒が強まれば急ブレーキになる可能性があります。
二つ目は、海外市場の機嫌。
米国株が安定していれば日本株も強気を保ちやすく、逆にハイテク株が崩れると、せっかくの選挙相場が揺さぶられます。
三つ目は、上昇スピード。
一気に上がった後はどうしても利益確定が出やすく、押し目をどうこなすかが今週の腕の見せどころです。
想定される値動き
メインシナリオは、選挙の安心感を土台にした底堅い展開です。
すでに日経平均は57,000円台まで上昇しており、市場の期待がかなり前倒しで織り込まれている状態にあります。
ここからは勢いだけでさらに上を追うというより、この水準を固められるかどうかが焦点になりそうです。
ただし、為替介入への警戒が強まる場面では、56,000円から55,000円台への一時的な押しも想定しておきたいところです。
これはトレンド転換というより、短期間で上がりすぎた相場のクールダウンというイメージで見ています。
逆に、円安が穏やかなペースにとどまり、海外株も安定していれば、57,000円台を足場にもう一段上を試す可能性もあります。
その場合は値幅が大きくなりやすく、短期的には上にも下にも振られやすい、少し忙しい相場になりそうです。
まとめ
個人的には、今週は特にバランス感覚が大事だと感じています。
株と為替が同じ方向を見ていないときは、相場は気まぐれになります。
上がったから飛びつく、下がったから怖くなる、という感情的な取引がいちばん危ない局面です。
押し目があれば少しずつ。
急騰した日は深追いしない。
ニュースと為替の温度を見ながら、ポジションは軽めに。
そんな歩き方が、いまの相場には合っていそうです。
また一週間の値動きを見ながら、感じたことを更新していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
