投資初心者が経済を気ままに語るブログ(たまに雑学)

投資を最近始めました!自分の勉強のためにも、学んだことや考えたことを気ままに綴ろうと思います。

円高は調整か転換点か?専門家とAIの見通しを整理する

衆院選後、大勝利した自民党を背景に、私個人としては円安が進むと思っていました。しかし足元では急速な円高が進行。市場にも戸惑いが広がっています。

一部では「投げ売りが出ているのではないか」という声もあります。

では、この円高は一時的な調整なのか。
それともトレンド転換の始まりなのか。

アナリストの見解とAI的な整理を交えながら、今後のシナリオを考えてみようと思います。

 

アナリストの見解も分かれている

円安継続派の主張

多くの為替ストラテジストは、依然として「中期的な円安バイアス」を指摘しています。理由は明確です。

  • 日米金利差は依然としてドル優位

  • 日銀は急速な引き締めに慎重

  • 世界的にリスクオン基調が崩れていない

特に金利差は為替の最大要因であり、この構造が大きく変わらない限り、円安トレンドは完全には崩れないという見方です。

円高警戒派の主張

一方で、円高シナリオを警戒する声もあります。

  • 米景気減速の兆候

  • FRBの利下げ観測

  • 投機筋の円売りポジションの偏り

特に「ポジションの巻き戻し」が進むと、短期的に急激な円高が進むことがあります。

今回の動きも、その一環ではないかという見方です。

 

今回の急な円高は「投げ売り」か?

市場では、円売りポジションのロスカットが連鎖した可能性も指摘されています。

長く続いた円安トレンドの中で、多くの投機筋が円売りを積み上げていました。

そこに予想外の材料が重なると、

円売り → 損切り → 円買い加速

という動きが発生します。

これはファンダメンタルズの変化というより、「ポジション調整」に近い動きです。

 

AI的な整理:構造は変わったのか?

重要なのはここです。

一時的な投げなのか、構造転換なのか。

現時点で見るべきポイントは3つ。

  1. 日米金利差は明確に縮小トレンドに入ったか

  2. 米国経済は本格的な減速局面か

  3. 日銀は想定以上の引き締めに動いているか

今のところ、これらは「決定的」とは言えません。

つまり、

構造的な円安要因はまだ残っている。

これがAIの現時点での判断でした。

 

AIの確率的予測

あくまで条件付きですが、AIの予測では、

  • 中期的に円安方向:60%

  • 円高方向:40%

やや円安寄りでした。ただし強い確信ではない。

短期的には円高に振れやすい地合いですが、投げ売りが止まれば再び円安方向へ戻す余地は十分あります。

 

ただし、ここが分岐点

もし今後、

  • 米景気が急減速

  • FRBが想定以上の利下げ

  • 世界株が大きく崩れる

といった材料が重なれば、これは単なる調整ではなく、本格的な円高トレンドの入り口になります。

 

まとめ

現在の円高は、

「政治」よりも
「金利差」と
「ポジション調整」が主因と見るのが自然です。

市場は恐怖で動きます。

急な動きの裏には、必ずポジションがあります。

投げ売りが止まれば戻る可能性はある。
しかし、構造が変わればトレンドも変わる。

重要なのは、

方向を当てることではなく、条件が変わったときに見方を変えられるかどうか。

自分の考えも時と場合によって柔軟に変えられるとよいですね。

なぜ円安にならなかった?自民圧勝でも円高に振れた理由

2月8日の衆議院選挙で、自民党が圧勝しました。
高市政権が安定し、政策を進めやすくなったと言われています。

高市さんは積極財政や成長重視の姿勢が強く、「円安容認」と見る声もありました。

だからこそ、

自民圧勝 → 高市主導 → 円安進行

と考えた人は多いはずです。(私はそう思っていました。)

しかし、実際には大きく円高方向に触れています。

なぜでしょうか。

今回は、この点について、言及してみようと思います。

 

 為替は「政治」よりも「金利」で動く

ドル円を動かしている最大要因は、日米の金利差です。

アメリカの金利が高い → ドルが買われる → 円安
アメリカの金利が下がる → ドルが売られる → 円高
・日銀が利上げ示唆 → 円高

為替市場は、政治の発言よりも「お金の利回り」を優先します。

仮に高市政権が円安を望んでも、
米国金利が低下すれば円高になる。

ここが最大のポイントです。

 

期待で動き、事実で巻き戻す

相場の世界には有名な格言があります。

期待で買って、事実で売る

選挙前に「高市=円安」と読んだ投資家が円売りを積み上げていた場合、

選挙後は材料出尽くしで、円を買い戻す動きが出ます。

つまり、

「円安になると思われていたからこそ、逆に円高になる」

という現象が起きます。

相場は未来を先回りして動きます。

 

円は今でも安全通貨

忘れがちですが、円は依然としてリスク回避通貨です。

・世界株が崩れる
地政学リスクが高まる
・金融市場が不安定になる

こういう局面では、日本の政治とは無関係に円が買われます。

高市さんがどうするか」よりも、
「世界が不安かどうか」の方が強い力を持つことがあります。

 

高市政権でも日銀は別組織

ここも重要です。

日本銀行は政府とは独立しています。

仮に政府が積極財政でも、日銀がインフレ抑制のために引き締め姿勢を見せれば円高要因になります。

為替は

政府 × 日銀 × 米国 × 世界リスク

の掛け算で決まります。

「首相ひとり」で決まるものではありません。

 

今の円相場は、二つの力がせめぎ合っています。

長期では、

・人口減少
・エネルギー輸入依存
・慢性的な貿易赤字

→ 円安バイアス

短期では、

・日米金利差の変化
・ポジション調整
・リスクオフ時の円買い

円高にも振れる

つまり、

高市=円安」は
長期構造の一部ではあっても、
短期相場を決める主役ではない、ということです。

 

今後どちらに振れやすい?

単純な確率感で言えば、

● 短期
上下に振れやすい(ボラティリティ高め)

● 中期
日米金利差がカギ

● 長期
やや円安バイアスは残るが、一方向ではない

がもっとも整合的だと思います。

 

まとめ

・政治は為替の一要因にすぎない
・実際に相場を動かすのは金利と資金フロー
・期待が先に織り込まれると逆に動く
・世界のリスク環境の方が影響力が大きい場合もある

だから、

「自民圧勝=即円安」

とは単純にならなかったのですね。

とはいえ、これを予測できていた方は少なかったのではないでしょうか。(周りはみんな、円安を想定していたような気がします。)

今後も精進しようと思います!

 

今週の日経平均株価の振り返り(2026年2月9日〜13日)

ご訪問ありがとうございます。

ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。

さて、初心者なりに、今週1週間(2月9日〜2月13日)の動きを振り返ってみようと思います。

 

今週の値動きと全体感

今週の日経平均株価は、衆議院選挙の結果を受けた「選挙後ラリー」が大きく影響しました。
特に週明けの9日以降、これまでにない上昇を見せ、58,000円台に乗せる場面もありました。

米国株高など外部要因も後押しし、世界的なリスクオンの動きが見られた週でした。

 

具体的な終値推移の概略(2月9日〜13日)

全体として、週を通じて株価が大きく上昇しました。

この動きは以下のような流れでした:

・2月9日(月):衆議院選挙の結果を受け、日経平均が急伸(約2,000円超の上昇もあり)
・2月10日(火)〜11日(水):高値圏で堅調な推移
・2月12日(木):日経平均が58,000円台に到達(初の水準)

週初め:選挙後の強い上昇

週明け9日、衆議院選挙の結果を受けて市場は一気にリスクオンへ転じました。

この日は前週末比で2日間で3,396円(約6.2%)という大幅上昇となり、投資家の買いが広がりました。

この背景には、

✔ 与党の圧勝 → 政策実行力が高まる期待
✔ 政治リスクの後退
✔ 先進的な経済政策への思惑

といったプラス材料が大きく影響しています。

週中盤:高値圏での推移

10日〜11日は、週後半の上昇トレンドが継続し、利益確定売りが出る場面もありつつ底堅い値動きを見せました。

こうした動きは、一部で「選挙後の材料出尽くし」との見方が意識されつつも、依然として強気姿勢が継続していると評価されています。

週末:58,000円台の史上最高値

12日には、日経平均が58,000円台を突破する場面がありました。

これは「Takaichi Trade(高市トレード)」と呼ばれ、衆議院選の結果を受けて市場心理が改善したことを表す動きとされています。

ただし終値ではやや調整が入り、週を締めくくったものの、依然として高水準での推移が続きました。

 

為替・円相場の動き(ざっくり)

今週は為替でも一部円の強さが意識され、円高方向の動きが見られました。
これは、

・歴史的な選挙結果で財政面の評価が変わったこと
・外貨ポジションの調整

などが影響しているとの見方です。

 

今週のトレンド整理

選挙後ラリーが主役

衆議院選挙の結果(与党圧勝)を受けて一気に上昇。

新高値更新と強気の流れ

58,000円台まで到達し、過去最高値に迫る展開。

為替は円高と円安の揺れ

短期的には円高気味の動きが出たものの、週中盤以降は安定感。

 

来週への展望(2月後半)

来週以降、市場の焦点は次のような点です:

  • 選挙後の政策進展 → 企業業績や財政運営への影響
  • 米国や世界市場の動向
  • 決算発表シーズンの本格化

これらの材料によって、今後の上昇余地や調整リスクが変わってくると思います。

まだまだ変動が大きい相場ですが、選挙の背景を踏まえて動きを見ていくことが重要そうです。

今週もおつかれさまでした!

来週も頑張りましょう〜♪

今週の「選挙ラリー」で買われた注目銘柄5選と、今後

今週は、2月8日に実施された衆議院選挙を受けて、日本株が強い上昇を見せました。
「選挙ラリー」と呼ばれる動きで、特定の銘柄が物色されやすくなっています。

ここでは、直近の報道から特に買われた(注目された)銘柄を5つピックアップします。

 

1.アドバンテスト(Advantest)

この半導体試験装置大手は、選挙後のマーケットで特に強い動きを見せた銘柄の一つです。
日本株が選挙結果を好感して上昇する中、テクノロジー株や半導体関連株が軒並み買われ、アドバンテストは14.6%の上昇を記録しています。」との報道がありました。

  • 半導体景気期待
  • AI関連投資の伸長期待

といったテーマ性もあり、選挙ラリーでの買いが入りやすかったようです。

 

2.フジクラ(Fujikura)

同じく選挙後の株高材料で買われたのがフジクラです。
通信・電線関連企業として、半導体やデータセンター向けの需要を見込む動きもあり、約8.2%の上昇が確認されています。

  • インフラ関連株としての期待
  • 政策下での設備投資需要

が意識されているようです。

 

3.ソフトバンクグループ(SoftBank Group)

報道では、選挙ラリーの動きの中でソフトバンク株も7%超上昇したと伝えられています。

  • AI投資への期待
  • 政策環境の安定によるリスク選好

が背景として挙げられています。
選挙後はリスクオンで国内大手成長株が買われる傾向が強まりました。

 

4.三菱重工業Mitsubishi Heavy Industries)

景気敏感株・大型株として、今週のラリーでも物色されたのが三菱重工です。
報道で約3%の上昇が確認されています。

  • 防衛・インフラ投資
  • 政府支出拡大期待

といったテーマ株としての面もあり、選挙後の上昇につながりました。

 

5.トヨタ自動車Toyota Motor)

自動車株も選挙後の株高の恩恵を受けています。
トヨタ株は約2.3%上昇しており、選挙ラリーの流れで輸出関連セクターに買いが入りました。

  • グローバル需要の改善期待
  • 政策安定での企業業績への安心感

が好感されたようです。

 

今後狙えそうな株・テーマ

選挙後の政治安定・政策期待に沿ったテーマ株に注目してみます。

 

1. 成長分野・テクノロジー

  • AI、半導体、ソフトウェア関連
  • 選挙後も政策的に成長支援が期待できる分野は買われやすい

2. 輸出関連・景気敏感株

  • 自動車、重工業、機械など
  • 為替が安定していると、海外売上が強い企業に資金が流入

3. インフラ・設備投資関連株

  • 通信・電線・建設関連
  • 政策期待で公共投資・設備投資関連は選挙後に注目されやすい

4. 大型安定株

  • トヨタソフトバンクなど
  • 政策・経済不透明感が後退したタイミングでは、大型株が買われやすい傾向

ポイント

  • 「今上がったから次も上がる」と単純に追いかけるのは危険
  • テーマ性+政治・経済の材料が揃った銘柄に注目するのが安全
  • 小額で分散投資、短期の値動きに左右されないスタンスが望ましい

まとめ

今週は、衆議院選挙後の「選挙ラリー」で、成長株・景気敏感株・インフラ関連株が買われました。
次に注目するなら、政治・政策の流れと企業のテーマ性を意識した銘柄かと思います。

 

個人的には、テクノロジー系は今後も成長を続けていくと思っているので、その周辺株についてまた記事にしようと思います。

 

また見てください~

2026年2月の円高は続く?初心者なりの相場メモ

こんにちは。

ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。

 

一昨日の夜から、急に円高が進んでいて驚いた人も多いですよね。ニュースでは数字が飛び交っていますが、理由が分からないと不安になります。そこで今回は、為替初心者でもイメージしやすい言葉で、今回の円高の背景を整理してみます。

 

今回の円高の主な理由

1.アメリカの金利が下がるかもしれないという見方
為替は金利にとても敏感です。一般に金利が高い国の通貨は人気が出やすく、低い国の通貨は売られやすくなります。
最近のアメリカの経済指標を受けて、市場では「これ以上は金利を上げにくいのでは」「むしろ少し下げるかも」という見方が広がりました。すると、今まで買われていたドルを手放す動きが出て、円が相対的に強くなりました。

 

2.日本の金利はこれから上がるかもという期待
逆に日本側では、日銀が少しずつ金融政策を修正し、将来的に金利が上がるのではという観測があります。
アメリカは下方向、日本は上方向という見通しが重なると、ドルを売って円を買う流れが起きやすくなります。

 

3.世界の不安が高まると円が買われやすい
円は昔から、株安や地政学リスクなど不安なニュースが増えると買われやすい性質があります。
投資家がリスクを避けたいとき、安全そうな場所にお金を移すイメージです。ここ数日の市場の緊張感も、円買いを後押ししました。

 

4.投機マネーの巻き戻し
これまで円安が長く続いていたため、投資家の間には円売り・ドル買いのポジションがたくさん積み上がっていました。
流れが変わると、そのポジションを閉じる動きが一気に出て、円高が加速しやすくなります。雪だるまが坂を転がるような現象です。

 

この先はどうなるか?

① 短期では“円買い”が強まる可能性

ロイターの速報では、円はここ1週間で対ドルで上昇し、ここ1年で最も強い週間パフォーマンスになる可能性があると報じられています。これは、
・市場で期待されていた政策や投資家心理の変化
・短期的なドル売り・円買いの巻き戻し
などが背景にあると指摘されています。

また、日本側の為替当局(トップの通貨外交担当)が「為替の変動性に注意を払っている」と発言しており、急激な動きが拡大しないような監視姿勢が続くとの見方です。

つまり短期では「ドル売り・円買いが進む可能性がある」という声が出ています。

 

② 長期トレンドでは方向感が分かれている

一方で、いくつかの海外市場分析では、今後のドル/円の方向性については「はっきりした材料がまだない」と指摘されています。

– 日本の経済政策・金融政策の不透明感
アメリカの金利の動向(FRBの政策判断)
– 世界のリスク選好(株価や経済指標)

これらが絡み合うため、レンジ相場のような動きが続く可能性がある、という見方です。

ある海外の為替予想では、近い将来の材料として

  • アメリカの雇用統計やインフレデータ

  • 日銀の政策動向

が大きく影響するとみており、これら次第で「再びドル高方向へ戻る」可能性もあると分析されています。

つまり、長期トレンドではまだ明確な方向感が出ていません。

 

③ 「過去の水準まで円高になる」との意見は限定的

一部エコノミストの間では、「1ドル=150円前後が新たな基準(ニューノーマル)」という見方もあります。これは昨年の物価や金利環境の変化を踏まえた考え方です。

ただし、これらは中長期的な視点での意見であり、短期の急な円高がそのまま持続するという予想ではありません。

 

まとめ:市場が見ている大きな方向感

短期
・円買い圧力が一時的に強まる可能性あり
・為替当局が市場変動を意識しているとの報道あり

中期〜長期
・材料次第で方向感が変わる可能性
・ドルと円、どちらが強くなるかは政策/経済指標次第
・専門家でも予想が分かれている

 

まずは焦って飛び乗らず、相場の方向感が見えてから動くくらいでちょうどいいのかなと思います。

オルカンとS&P500、どっちを選ぶ?

ご訪問ありがとうございます。

ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。

 

投資を始めると、ほぼ最初にぶつかるのが、オルカンにするか、S&P500にするか。

この二択ですよね。どちらも王道すぎて、調べれば調べるほど迷いますよね。

今回は、過去の実績も踏まえつつ、どちらに投資するとどういう利点があるのか、整理してみようと思います。

 

S&P500とオルカンの内訳

結論からいうと、この二つは似ているようで性格がかなり違います。

まずS&P500は、アメリカの大型企業500社に集中する投資です。
GAFAMをはじめ、世界の成長の中心に思い切り賭ける形になります。
強いときはとにかく強く、ここ10年の主役でした。

一方オルカンは、アメリカだけでなく世界まるごと。
アメリカが約6割、残りは欧州や新興国という分散型です。
伸びはやや穏やかですが、地域リスクを薄められる安心感があります。

よくある誤解が、オルカンアメリカと全然違う動きをするというイメージ。
実際はアメリカ比率が高いので、値動きの大部分はS&Pに近くなります。
それでも決定的に違うのは、未来の主役が入れ替わった時の対応力です。

 

過去の実績で比べる

今後10年のS&Pとオルカンを考えるとき、過去の数字を見るのはひとつの判断材料になります。もちろん将来を保証するものではありませんが、傾向を捉えることはできます。

S&P500 のリターン

世界最大級の株価指数である S&P500 は、過去数十年で年平均10%前後という高いリターンを出してきました。これは配当込みの合計リターンで、物価上昇を含めても長期では堅調な成績です(1957年以降の歴史データ参照)。

また、直近の5年・3年ベースでも、S&P500 はオルカンをわずかに上回る傾向がありました。たとえばあるデータでは、

・過去5年年率リターン:約23.9%(S&P500) vs 約20.8%(オルカン
・過去3年年率リターン:約29.2%(S&P500) vs 約26.9%(オルカン

という結果になっています。

これは米国株が過去10年強で世界株を引っ張ってきた影響で、米国市場の成長力が指数として反映された結果です。

オルカン(全世界株)のリターン

一方、オルカンは世界約47カ国の株式に分散投資する指数です。米国株が大きく寄与しますが、米国以外の先進国や新興国も含まれるため、分散効果が期待されます

直近の実績では、ある期間で

オルカン約1.74倍
・S&P500:約1.96倍

という累積リターンの違いが確認されています(2018年〜2023年ベース)。

つまり、同じ株式でも S&P500 の方がややリターンが高く出た期間があり、オルカンは世界の開発途上エリアの成長がまだ限定的であったことが一因です。

1年の動きでも違いが出る

また、直近の単年度を見ると 2025年はオルカンの方が高いリターンだったというデータもあります。

オルカン約+21.8%
・S&P500:約+17.4%

という結果で、為替の影響を含めてもオルカンの方が上回った年もありました。

※こうした短期の結果は為替や地域ごとの景気差で変わるので、必ずしも長期傾向には直結しない点は注意です。

 

傾向として覚えておきたいこと

S&P500 は世界最大級の成長市場で、長期リターンが高い傾向がある
オルカンは世界分散で安定性が高いが、過去の米国株一極時代ではリターンがやや低い期間もある
・短期1年では年ごとに勝敗が入れ替わることがある

ということです。もし次の10年で、

アメリカ一強が続く
・IT大手がさらに伸びる

という世界なら、S&P500が有利になりやすい。

逆に、

アメリカ以外の国が台頭
新興国の存在感が増す

という流れなら、オルカンの方が安定しやすい。

結局これは、どちらが正解というより、どんな世界観に賭けるかの違いなんだと思います。

 

まとめ

過去の実績では、世界全体の株式を広く持つオルカンよりも、米国株に集中する S&P500 の方がやや高いリターンを出してきました。しかし、それはあくまで過去の結果です。未来の景色が同じになるとは限らず、成長の中心がどこにあるかによって勝者は変わります

みなさんは、どんな世界観が好きでしょうか。

まあ、夜ぐっすり眠れるのはどっちか、という視点も意外と大事ですね笑

 

AI・半導体が強いとゴールドはどうなる?株価と金価格の関係を解説

ご訪問ありがとうございます。

ここは、投資をはじめたての社会人が、学んだことや考えたことを気ままに綴るブログです。

 

AI・半導体関連株が好調だと、ゴールドはどうなるの?と悩む方は多いのではないでしょうか。
実際、AI銘柄の中心であるハイテク株指数とゴールドが同時に動くことは少なく、「株が強い=金は弱い」と単純に考えられがちですが、データで見るとそれだけでは説明できない部分もあります。

今回は、 過去の株価・金価格の具体的な数値 を確認しながら、今後の金価格の可能性について数字を中心に整理していこうとおもいます。

 

 まずは過去のデータチェック

 ハイテク株(NASDAQ)とゴールド価格の推移

まずは代表的指数として、NASDAQの値動きを見てみます(※主要株価指数のデータより)。

NASDAQ 高値 NASDAQ 安値
2025 23,958 15,267
2024 20,173 14,510
2023 15,099 10,305
2022 15,832 10,213
2021 16,057 12,609

NASDAQは2021〜2025年にかけて大きな伸びを見せています。とくに2023〜2025年は、おおむね AIブームと同時に指数の上昇幅が拡大しました(※2025年は最高値が約24,000)。

 

一方のゴールド

過去数年のゴールド価格を見ると、2024〜2025年で過去最高に近い水準で推移しており、2025年には $4,000/oz を突破、50%超の上昇率となった年もありました。

これを単純に比較すると、

・AI・半導体ブームでNASDAQが上昇した局面でも、
・ゴールドも同時に上昇していた場面がある

という点が重要です。

これは単純な逆相関では説明できません。

 

 なぜ株と金は同時に上がることがあるのか?

これは単純な投資マネーの流れよりも、金利・ドル・インフレ期待の変動が影響しています。

主な理由は以下です:

金利の影響

多くのリサーチで、リアル金利(インフレ調整後の金利)が低いほどゴールドは強い傾向が確認されています。
実際、リアル金利が低迷した局面(FRBが利下げしたり、インフレが高止まりした時)はゴールドが上げやすく、成長株も好調なことが多いです。

 

 これからの予想

機関予想では、2026〜2027年も金の強いトレンドが継続する可能性が高いと示されています。

以下は複数機関の予想値です:

■ 金価格の予想レンジ(複数予想機関)

予想機関 2026年予想
J.P.モルガン 2026年後半 $5,000/oz 近辺予想
Metals Focus 年平均 $4,560、Q4で $4,850 可能性
BofA 平均 $3,350 予想(やや控えめ)

複数のリサーチで 2026年の金価格は現在水準より上方向の見方が多く、とくに第3四半期以降は上昇期待が強まっています。

 

具体的なシナリオと数字

次に、どんな条件なら「金が上昇するか」「金が下落するか」を数字入りで整理します。

 

シナリオ①:インフレ継続 + 金利低下 → 金高

FRBが利下げ→リアル金利が低下 → ゴールド需要増
・ドル安 → ゴールド価格上昇
想定レンジ: $4,500〜$5,000(2026年後半)

このシナリオではAI関連株も好調を維持しつつ、インフレヘッジとして金が買われる形です。

 

シナリオ②:景気好調 → リスクオン → 金利上昇 → 金横ばい

・景気が想像以上に堅調 → 金利上昇
・株(特にAI株)は上昇も、ゴールドは伸び悩む
想定レンジ: $3,800〜$4,200

このケースは過去に何度か見られます(例:株は強いのに債券利回り上昇で金利差が見直された局面)。

シナリオ③:バブル崩壊懸念 → 資金逃避 → 金上

AIバブルが続きすぎて大きな調整局面となった場合、次の動きは「逃避先としてのゴールド」になります。この局面では短期的に +10%〜+20% のリスクオフ上昇がありえます。

 

 結論:株と金、どっちが有利か?

数字ベースで言うと、

・2026年は多くの予想で 金価格が現水準より上昇する可能性が高い
・AI・半導体株は依然強いが、金利次第で優劣が変わる

つまり…

「どちらか一方」というより、両方を持つことがリスク・リターンを最適化する」

というのが最新データから見える結論です。

 

まとめ

投資は未来予想なので確実な答えはありませんが、

・過去の高値・安値
・機関予想のレンジ
・株価と金利・ドルの関係

という3つを合わせて考えると、単純な「株が強ければ金は弱い」という図式は成立しにくいことが分かります。

むしろ両方持つことでリスク分散が効くという発想は、最近の市場環境でも一貫したテーマになっています。